報告者: 目黒区 サナモア光線治療院 束原 なつ子氏
症例
70歳 男性
症状
平成12年春頃から、頭皮の痒みが気になり、皮膚科を受診。その後、上肢、下肢、背部と広範囲にわたり、隆起性の紅斑を認めたため、皮膚科を再度受診したところ、乾癬と診断された。そこでは、ステロイド軟膏やビタミンD含有軟膏を処方されたため、使用し様子を見るも、改善せず、乾癬に効果があると言われる豊富温泉にも何度か通ったが、効果は一過性であった。その頃、知人からサナモア光線療法を紹介され、来所した。
療法経過
治療は五台の治療器を使用。側臥位にて、腹部(BD)、背部(BD)、腰部から臀部(BD)、膝(AB)、足裏(AB)を40分全身照射。治療は、週に一、二回のペースで開始。徐々に皮膚の状態は良くなり、15回治療終了頃には、紅斑は、かなり目立たなくなる。現在は、自宅での治療を主体とし、月に一、二回当院を受診されているが、体調により一過性に乾癬の悪化を認めるものの、比較的落ち着いた状態で推移している。
※愛用者の声および治験例報告は効果・効能を確約するものではありません