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長期ステロイド療法からの離脱体験

報告者: 花巻市 38歳 男性

 

私は、縁あってサナモアを知り、この治療法を最後にしようと決断しました。生れつき湿疹がある私は、これまで、我慢のできない痒みと痛みに三十年以上も悩まされ続けています。飲み薬、塗り薬、注射、健康食品、電位治療器、高気圧酸素、デトックス、整体、温泉、ドクダミ療法、水泳、気功等ありとあらゆる治療を体験しました。しかし、完治どころか、ますます、皮膚は醜くなって、ステロイド剤なしには、耐えられない身体になってしまいました。私は、サナモアと言う言葉すら、聞いたことはありませんでしたが、信頼する方からの完治するとしたら、サナモア光線療法しかないという言葉に、かけてみることにしました。

平成23年6月13日に初めて、その方からアドバイスを頂き、翌日の14日から、F太陽光線治療院でお世話になりました。三十年以上の使用で、ステロイドが全く効かなくなっていたこともあり、リバウンド覚悟で、ステロイドを止め、解毒療法であるサナモア光線療法を選択しました。ステロイドを常時使用している頃は、自然治癒力が低下し、体温はおおよそ34度位しかありませんでした。十年以上勤めた会社を退職して、三年間も他の治療をしていたので、少しでも早く社会復帰したいとの強い希望をもっていましたが、ほぼ、毎日、治療できるよう、Y先生にご配慮頂いたことは、有難く思っております。

治療は、鼠径部周辺と耳を重点とした全身照射で始まりました。6月は草刈等の農作業が、一日一時間位しか出来ませんでしたが、7月、8月は、二時間くらいできるようになりました。9月は、オートバックスでの商品搬入と棚への商品設置作業、岩手県知事・県議会議員選挙投票事務の計二日間の仕事ができるまでに回復しました。ただ10月になると、予想をはるかに超えるリバウンドが始まり、35度だった体温が36度を超え、身体が火照り、激しい痒みで、血と膿が噴き出すようになり、通常は二時間だった治療を、自宅で毎日四時間以上行うようになりました。サナモアを照射しないと鼠径部周辺から足首まで、血膿がロウの様に固まってしまい激しい痒みでたまりません。

11月になると、皮がむけて、痒みと痛みで歩行困難な状態になり、柿の収穫作業が、辛うじて出来るくらいしか働けなくなりました。Vの刃の彫刻刀で切った様な傷が20か所以上にでき、頭頂部から足の指先まで、電気が走るようなびりびりした痛みに悩まされました。

12月は、思いだしたくない程、最もリバウンドが激しい月でした。まるで寝たきりの廃人状態になり、床ずれができて、サナモアを照射すると激痛で、毎日一時間しかできなくなりました。食事は痛みと痒みで、食器をひっくり返してしまうため、食べ終わるのに約三時間かかりました。風呂に入ると、むけた皮と油で、湯船のお湯が、すぐ汚れてしまいます。水圧さえも激痛なので、波をたてずに固まっている状態で、風呂からあがると、自分が歩く風圧さえも痛く感じました。歩くと下着との摩擦でこすれるため、痛くて足が前に出ません。眠れず一晩に三回以上、跳ね起き、その都度一時間は掻きむしりました。まるで被爆して皮が焼け落ちたような状態なので、何度も自分の首を絞めたり、頭を拳で殴ったりして、痛みを紛らわすことも度々でした。とにかく、万力で頭部をしめあげられ、溶岩を流されたような灼熱感と激痛で、身体は、てんぷら油をかけられたように熱く、冷たい海に飛び込みたい気分で、そばに拳銃があったら撃っていたかもしれない程、追い詰められた精神状態でした。毎朝、目覚めると、下着は血と膿とむけた皮でぐちゃぐちゃで、両耳は膿で完全に塞がって、痛痒い状態で、耳かきで膿をすべて取り除きます。排便時は、しゃがむだけでも、傷口がひっぱられ、飛び上がらんばかりの激痛が走ります。この時ばかりは、何も役にたたず、生まれてきてごめんの心境でした。

平成24年1月、自宅でサナモアを毎日三時間かけられるまで、痛みは和らいできました。2月は体温が、35度に戻り、首を絞めたくなる程の痛みからは解放されました。F太陽光線治療院でサナモア照射中に、現実なのか夢なのか、光に包まれる体験をした直後、三時間程ではありますが、無痛状態になり、感謝の涙が止まらなくなりました。3月は、1月に逆戻りしたように、痛みと痒みが強く、ひたすら忍耐でした。4月は、サナモアを毎日四時間かけられるまでに痛みが和らぎ、一進一退のなかにいましたが、5月になると、約4kmの散歩ができるようになりました。

6月は、下痢にもなりましたが、痛みに耐えながら自分の足で5km程度は走れるようになり、感謝で涙が止まりませんでした。嫌々していた草刈も、朝日の暖かさ、草や土の匂い、小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、草刈機の振動等、大自然の素晴らしさを肌で感じることができました。病気のためにできなかったことができるようになることに、大きな感動を覚えました。

7月は下痢が頻回で、緑色や黒色の便が便器から溢れる程出ましたが、徐々に、量も少なくなり、排便時の痛みも和らいできました。まるで、三十年以上使用したステロイドを排泄しているような感覚でした。8月も下痢15回。この頃、サナモアを照射すると、皮膚から黒い油汗が出るようになり、苦痛だったサナモアが、とても気持ち良く感じられるようになりました。9月は下痢8回。徐々に皮膚の状態が良くなってきました。

10月は下痢の回数も減り、10km走れるようになりました。以前とは違い、体温が36度を超えても、痒み痛みが少なくなりました。児童画展の会場設営と撤去の仕事でしたが、二時間働くことができました。一人になった車や布団の中で、歓喜の涙が何度も溢れでましたが、その都度、目からステロイド軟膏のような物質が出て、痒みが軽減していきました。本当にありがたかったです。11月は下痢2回。一日五時間、農作業ができるまでになりました。通院を三日連続で休んでも、痒み痛みを我慢できるまで回復しました。サナモアと出会ってから約五百日ですが、ようやく治療する前よりも良くなってきました。完全復帰までは、それなりの期間、治療が続くと思いますが、真っ暗闇から一筋の光明が差してきたようです。

Y先生、そして一緒に治療に励んでいる皆様方には深く感謝しております。手作りの自然食弁当、ご自身のサナモア体験談、薬物療法体験談、民間療法体験談、ひたむきに病気に立ち向かう不屈の精神、前向きなアドバイス等、家族のような絆で結ばれた人達に支えられて、ここまで来ることができました。自分のことは、後回しにしても、本当に苦しんでいる人に対して、愛情をもって、接してくれる姿に感動致しました。もちろん、掃除、料理、洗濯、金銭面で応援してくれた家族にも、この場をかりて深くお礼申し上げます。

今回の経験を通して、ステロイドの恐ろしさを一人でも多くの人に伝えることは、身をもって体験した私にしか出来ない使命だと悟り、投稿する決意をするに至りました。ステロイド軟膏依存症で苦しむ皆様方に伝えたいと思います。医療従事者の方々におかれましても、脱ステロイド療法で孤軍奮闘している方が少なからずおられるのは、大変心強い限りです。

世界中の痒みに苦しむ方々に、サナモア光線療法を軸に治療効果のある民間療法を精査し発信することが必要だと実感し、微力ながらお手伝いさせて頂きます。

 

※愛用者の声および治験例報告は効果・効能を確約するものではありません

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