報告者: 福岡県春日市 育美健康光線療研 山崎 いく子(旧姓前田)氏
症例
23歳 女性
症状
知人の紹介で治療器を購入し、アトピー性皮膚炎に対して、自宅でサナモアを使用していたが、治療法の指導を受ける目的で来所した。 初めて来所した時は、皮膚から浸出液が分泌しており、全身を包帯でぐるぐる巻きにされていた。母親の話では、小学校低学年から現在に至るまで、ステロイド軟膏を使用。他にも、ありとあらゆる治療法を試してきたが、それらを全てやめるために、サナモアを始めたと話された。
療法経過
サナモアを本格的に始める前に、ステロイド軟膏の中止によるリバウンド等で、一時的に皮膚の状態が、かなり悪くなることを説明したが、サナモアでの治療を強く希望した。 自宅では、AAカーボンを使用していたが、皮膚の状態から、BBカーボンに変えて照射することを指導した。自宅治療を行うなかで、不安な気持ちを抱え、何度か電話連絡があったが、頑張って治療を継続。 約三年が経過した頃来所し、一時的に大学病院に入院したが、毎週末、金曜から月曜まで、自宅でサナモアを照射し、退院後は、現在に至るまで、ずっとサナモアを使用してきたと話され、肌は、別人のようにきれいになっていた。そして、来所の目的は、結婚が決まり、サナモアを持って嫁ぐためのようで、これまでの治療経過を思い、本当によく辛抱し続けられたと感動した。
参考:本症例では、皮膚の状況から、当初BBカーボンを選択したが、AAまたはACカーボンがよい場合もあるので注意が必要です。
※愛用者の声および治験例報告は効果・効能を確約するものではありません