報告者: 神戸市 ウエノ光線療研 上野 響子氏
症例
54歳 女性 主婦
症状
若い頃から、月経不順で、のぼせやすく、手足の冷えが強かったが、年齢とともに手足の冷えばかりでなく、腰の冷えも感じるようになり、最近では、足と腰にカイロを使わないと眠れなくなっていた。7年前、坐骨神経痛のためサナモアを購入し、約6週間で改善した経験をもつものの、その後はほとんど使用していなかったが、サナモアを使用している知人から、長年の冷え性をサナモアで治したと聞き、治療法の指導を希望し来所した。
療法経過
治療は、ABカーボンで、足裏20分、足背、膝、ふくらはぎ、腰部、背部を各10分、BBカーボンで、下腹部20分照射し、翌日から自宅で毎日照射するよう指示。なお、時間的な余裕がない場合でも、足裏と下腹部に20分~30分程度の照射を欠かさないよう指導した。開始して数日は、何となく気持ちのいい程度であったが、次第に腰の冷えは和らぎ、1週間で腰にカイロを当てなくても眠れるようになった。1か月後には、これまで常に感じていた手足の冷えは、ほとんど認めなくなり、便通も改善。また、毎年、必ずひいていた風邪にもかからず、4か月が経過した頃には、全身に温かみを感じるようになり、就寝後すぐに認めた尿意も朝まで感じなくなった。なお、長年気になっていた指先のシワも目立たなくなり、身体全体が軽くなったことを喜んでいる。
※愛用者の声および治験例報告は効果・効能を確約するものではありません