報告者: 神戸市 ウエノ光線療研 上野 響子氏
症例
43歳 男性 会社員
症状
若い頃からいつも便秘傾向にあり、長期出張の際には、1週間以上、便通のないこともあった。食事は好き嫌いが多く、酒好きで、学生時代から痔疾患を患い、ナイター観戦で冷えた翌日には、排便時に出血も見られた。出血に対しては、市販薬を使うこともあったが、しばらくすると出血はおさまることから放置。約2年前から、排便時には肛門周囲に腫れと痛みを認め、肛門から突出した痔を指で押し戻すようになっていたため、姉の紹介で来所した。
療法経過
治療はABカーボンにて、足裏20分、患部である肛門を30分照射(集光器)、BDカーボンで下腹部20分、腰部10分照射。その後、ABカーボンで、膝10分、背部10分、後頭部10分(集光器)を照射した。2日続けて治療したところ、肛門部の痛みは軽減。3回目の治療後、肛門から突出していた痔は、少し軟らかくなったように感じるとのこと。
その日から、姉から借りた光線治療器で自宅治療を開始。患部である肛門照射には、ABカーボンとBDカーボンを交互に使用するよう指示した。2週間後の連絡では、肛門照射が気持ちよく、以前に比べ、肛門にしまりがでた感じで、調子がいいとのこと。突出する痔も自然に肛門内におさまり、痛みもほとんど消失。約1か月後には、排便時の調子もよく、肛門周囲に感じていた不快感が消えて気持ちがいいとのこと。この頃から、便秘に陥らないように運動を心がけ、休んでいたゴルフも再開したと話し喜んでいた。
※愛用者の声および治験例報告は効果・効能を確約するものではありません