報告者: 神戸市 ウエノ光線療研 上野響子氏
症例
38歳 男性
症状
ゴルフ中に腰を痛めて、整形外科で数週間の治療を受けたが、約半年後に再発。コルセット、牽引療法を試みるも改善せず、冷えにより痛みが増す状況に陥っていた。十二月に入ると体動により腰に激痛が走り、病院では腰椎椎間板ヘルニアに対する手術を勧められた。
来所時は椅子に腰掛けて数分と同じ姿勢をとることができず、問診中、机に手をかけて前屈みになり、非常につらそうな様子であった。
療法経過
当初、治療はABカーボンで足裏を30分照射し、激痛が緩和してから、足裏10分と膝10分照射。BBカーボンにて腰部を30分照射後、集光器を使用して、左右の下腹部を10分、背部を10分照射した。自宅での治療は、一日一回を原則としたが、腰痛が著しい時には、一日二回の腰部照射を指示した。約十日で腰痛は軽減し、二か月後には、靴下をはく姿勢をとっても腰痛を感じなくなった。治療には四台の光線治療器を使用し、BDカーボンの組み合わせにて施行。初めは側臥位にて、顔面60分、腰部、膝に15分照射した後、後頭部15分、腹部30分、足裏30分照射。その後、仰臥位に変更し、左顔面、右腰部、左膝側面に15分照射。次に右顔面、左腰部、右膝側面に15分照射して治療を終了。その後、毎日治療を行ったところ、経過は良好で、視力も徐々に改善し、一年四か月後には、かなり視力も回復し、持病の腰痛もほぼ完治。以前に比べて、歩行も楽になっていた。
※愛用者の声および治験例報告は効果・効能を確約するものではありません