報告者: 川崎市 東京光線治療院 海渡一二三氏
症例
58歳 女性 主婦
症状
サナモアご愛用者。最初、右耳の奥にかゆみを認めたため、耳かきをしたところ、急に右耳の奥の方に痛みを自覚。自宅で少し光線を照射したが改善しないため、当院での治療を希望され来所した。この時、頭痛等の訴えもなく、右耳の奥の痛み以外、とくに問題となる症状は見られなかった。
療法経過
治療には四台の光線治療器を使用し、ABカーボンの組み合わせにて施行。初めは側臥位にて、顔面、腰部、膝に15分照射した後、腹部、後頭部、足裏に15分照射。その後、仰臥位に変更し、患部である右耳に30分、左側腹部と右膝側面に15分照射。次に、左耳、右側腹部、左膝側面に15分照射して治療を終了したが、かなり痛みは和らいだと話されたので、帰宅後に、もう一度照射するよう指示した。3治療は、上背部から腰部にかけて、BDカーボンで照射するとともに、基本照射を併せて行うよう指示した。その後、不定期に報告は受けており、元気に過ごされている様子だったが、その二年後、膝関節痛にはどのカーボンを使用するのがいいかとの質問を受けたので、BCカーボンですと答えたのを最後に連絡が途切れていた。 それから約半年後、その方の友人からその方が亡くなられたとの連絡を受けたが、友人の話では、医師から膵臓癌を告知された時は、余命四か月だったそうで、ご本人は、副作用で苦しみたくないと抗癌剤による治療は一切受けず、光線療法のみで過ごしたそうです。そして、医師から四か月の余命宣告を受けていたにもかかわらず、二年半も生きることができたし、最期まで苦しむこともなく過ごすことができたのは、サナモアのお陰と感謝されていたとのことでした。ご訃報に接し驚きましたが、心からご冥福をお祈り申し上げております。
※愛用者の声および治験例報告は効果・効能を確約するものではありません