報告者: 神戸市 ウエノ光線療研 上野響子氏
症例
55歳 男性 自営業
症状
腹部にできた小さな吹き出物が、日毎に大きくなり、赤く腫れ上がって、しこりの表面に、数か所、口が開きそこから排膿が始まる。発熱を伴うも、病院受診を嫌がり、娘の嫁ぎ先から光線療法を勧められて来所した。
療法経過
来所時、患部は子供の握りこぶし大にまで腫れて、痛みが強く、数か所から膿が出ている状態で、発熱も見られた。
治療は、患部をBCカーボンで30分照射(集光器使用)し、ABカーボンで腹部10分、背部5分、腰部10分、膝10分、足裏20分をそれぞれ照射。治療後、痛みは軽減し、その夜は久しぶりによく眠れた。翌日からは、借りた光線治療器を使用し、自宅での治療を開始。患部は一日三回、その他の部位には、一、二回の照射を指示した。三日目からほぼ解熱し、照射後はとくに多くの排膿が見られる。五日目に少し痛みがぶり返しているとの報告を受けたが、治療の継続を指示。その翌日、驚く程、多量の排膿が見られた後、平熱に戻り、食欲もでて、熟睡できるようになる。それからは日毎に排膿の量が減り、二週間後には止まって、出口もすべて塞がり、約三週間後、痕跡もほぼ消えたとの報告を受けた。
※愛用者の声および治験例報告は効果・効能を確約するものではありません